北陸へ

 暑い日が続きますが、暦の上では秋、お盆前、曇り時々雨の天気予報を信じて、能登半島へ出かけてきました。
   ● シベリアンハスキー 「めい」ちゃんのおさんぽ avec 「まい」 (ブログ)にも別バージョンがあります。


 能登と言えば夏なのですが、シベリアンハスキー連れで夏の海辺は無理ですので、しばらくお散歩に行けませんでした。
 とはいえ冬は雪、見る所も少ないし、海岸沿いの道路は怖い、春秋もありますが寂しい感じがするため足が向きません。
 今回、お天気あまり良くない、つまり暑くないということで出かけてみる事に、お盆の渋滞や快晴で暑い時は引き返す覚悟
 でFITで出かけます。


08月12日(日)  

 ●健康の森総合交流センター
 
         早朝のおさんぽ                ごはんまだ−−               朝から営業活動

  ゆっくり睡眠を取って、朝食の後、観光客が増えない、暑くならない内に輪島の朝市に出かけます。
 

 ●輪島朝市
 昔々、物々交換を行ったことが今の市の起源とされています。輪島では神社の祭日ごとに物々交換の市が立ったと言われ
 ており、これが輪島の市の始まりとされていて一千年以上も前から続いています。

 こうした古い歴史のなかで育まれてきた輪島の朝市には、売る者と買う者との心の触れ合いが生まれてきました。
 売る者も女、買う者も女の朝市。町の一日は、朝市の「買うてくだぁー」の呼び声から始まります。

 朝市の露店の場所は親から子へ、子から孫へと何代も引き継がれているのです。野菜などは周辺農家のおばちゃん、活き
 のいい魚貝・海草は漁師町の女衆が売りに出ます。

 輪島の女は働き者で「亭主の一人や二人養えない女は甲斐性なし」と自負しており、朝市で売られるものに「値札」はあまり
 付いていません。 値段は交渉しだい、買い手も売り手もこれを楽しんでいるのです。
 
 駐車場から街並みを見ながらお散歩も兼ねて朝市の通りへ向かいます。
 
 
  色々な風鈴が軒先に、あっ「まい」が.. いえ、狸の置き物です。
 
  朝市通りに到着。朝早くなのでまだ露店は全部出来ていません。
 
  店先には輪島塗のお箸や、おみやげのわらじが沢山並んでいます。
 
  新鮮なお野菜も販売されていました。
 
  もちろん、海の幸もありますが、値段はやはり書いていないので、安いのか高いのか良く分りません。
 
  輪島の朝市でもしっかり営業活動します。
 

 ●道の駅 輪島 ふらっと訪夢
 廃止されたのと鉄道の旧輪島駅の駅前広場を活用し交通ターミナルの再生、新しい交流拠点を目指し整備され、「ふらっと
 訪夢」と名付けられました。
 ふらっと訪夢は、地場産材の集成材を利用し、内部の柱には拭き漆を施し、外観は切り妻屋根と格子による輪島らしさの
 漂う「輪風」のものとされています。
 
 

 ●白米千枚田
 白米千枚田は輪島市街地東方にある急斜面に作られた棚田で、面積は約1.8haあり、山の中腹から日本海の浜辺近く
 まで続く独特な景観が見られます。

 白米千枚田はは17世紀から19世紀半ばにかけて創り上げられたもので寛永15年(1638)頃には、能登小代官に赴任
 した下村兵四郎は谷山用水を開削し、急斜面にも水が行渡るよう作られています。

 最も小さい水田は0.2uと非常に小さいもので、白米千枚田には次のような昔話が残っています。
 案内板によると「 むかし、百姓夫婦が田植を終って、念のため水田の枚数を数えてみた。千枚あるはずなのに、どうしても
 2枚たりない。
 日も暮れたのであきらめて帰ろうと、そばにあった2人の蓑をとりあげてみると、その下に2枚の田が隠されてあったという。
 "蓑の下、耕し残る田二枚"の一句も伝えられている。」とあります。

 白米千枚田は奥能登地方の生業と密接に結びついて形成されてきた顕著な文化的景観として貴重なことから平成13年に
 国指定名勝に指定され近年、世界農業遺産に登録されています。
 
 
 千枚田のオーナー制度もあり、面白そうですが農作業は得意ではありません。
 

 ●窓岩 ポケットパーク
 冬の厳しい日本海の荒波をまともに受ける男性的な荒々しい海岸線が続く曽々木海岸。そのシンボル的な存在として「窓岩」
 があります。
 板状の岩の真ん中に直径2mほどの穴が開いている奇岩です。窓岩の前には「窓岩ポケットパーク」があり色々なイベントが
 行われたり記念撮影に最適です。冬季は波の花が大量に発生します。
 
 
 お祭りのたいまつが作られていました。

 ここまで来ると(能登半島先端部)海の色もとても綺麗でおさんぽ休憩します。
 

 ●道の駅 狼煙
 能登半島の最先端に位置する狼煙には、観光スポットとなる禄剛埼(ろっこうざき)灯台があり、展望台から眺める日本海は
 雄大で、佐渡から立山連峰まで180度のパノラマが楽しめます。
 交流施設「狼煙」では、地元特産品である大浜大豆を使用した豆腐を始め、里山里海の食材や手作り工芸 品など販売さ
 れています。
 
 お天気が良すぎて暑いので、山道を登る禄剛埼灯台までのおさんぽは諦めました。
 

 ●りふれっしゅ村鉢ヶ崎
 鉢ケ崎海水浴場の周辺に広がる、奥能登一のリゾートエリアで、海水浴やオートキャンプ、テニスなどが楽しめます。
 
  色々な施設があり、子供が喜びそうな所でした。
  キャンプ地候補でしたが、位置的には能登先端付近ですので観光のベースとしては不便です。
 

 ●道の駅すずなり「すずなり館」
 珠洲の特産品やお土産品をまとめて買うことができる場所で、天然塩や珠洲焼、珪藻土コンロ、新鮮な野菜などの品物が
 豊富に揃えてあります。
 
  美味しそうなスイカが販売されていました。3個/2000円、3個買いたいけど1つだけ購入。
 

 ●見附島
 弘法大師が布教のために、佐渡から能登へと渡る際に発見したといわれており、最初に「目についた島」というのが名前の
 由来だそうです。 能登のシンボルとしても慕われており、先端部分が突き出たその姿から軍艦島とも呼ばれています。
 
 能登の定番スポットです。40年前、学生時代はここでキャンプを張ったなぁ。
 今は直ぐ横に綺麗なキャンプ場、大きな駐車場、トイレなど設備が整い、綺麗になっています。
 

 ●恋路海岸
 波が穏やかな恋路海岸は悲恋の伝説が伝えられる海岸で、その昔、深い恋仲となった2人(鍋乃・助三郎)。鍋乃に思いを
 寄せる恋仇の男の罠のため、助三郎は海の深みにはまって命を落としました。
 鍋乃も助三郎の後を追って海に身を投げ死んでしまうという悲しい恋の伝説が、いつしかこの地「恋路」と呼ぶようになった
 そうです。

 また、海水浴場としても賑わっており、物語の主人公、助三郎と鍋乃をしのぶモニュメントや鐘や恋路物語銅像が設置され
 ています。
 
 
 シャワーがあったので、足までだけ、ワンコを海で遊ばせます。
 初めての海で「まい」は水が塩辛いことを学びました。
 

 ●能登ワイン
 能登ワインは、ワイン専用葡萄品種を能登半島の風土と気候を生かして広大な畑で栽培・収穫・醸造を行っています。
 加熱殺菌を行っていない、本格的な生ワインですので冷暗所で保管していただくと熟成されより深い味わいを楽しむことが
 できます。
 
 
 

 ●ボラ待ちやぐら  穴水
 やぐらの上で終日、ボラ(魚の一種)の群を見張り、網をたぐるという原始的な漁法で、最盛期には、20基を数えましたが、
 穴水町でも1996年秋を最後に、現在この漁法を行う者はいなくなりました。
 
 大阪湾のボラはとても食べられませんが、綺麗な海のボラは美味しいと聞いたことがあります。
 このあたりも昔は沢山獲れていたんですね。
 

 ●健康の森総合交流センター   2泊目
   今日の天気予報は、夜間雨の予報、夕食を早めに済ませ、早速キャンプファイアです。
 
  15年ぶり位のキャンプファイア、炎を見ていると退屈することも無く、時間がたつのを忘れます。
  夜、涼しくて良かったのですが、やはりと言うか、夜半より雨が降り出しました。
 

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