中国地方へへ

 第5弾、中国(山口、島根、鳥取、広島、岡山)縦断ジグザクおさんぽに行ってきました。

   ● シベリアンハスキー 「めい」ちゃんのおさんぽ avec 「まい」 (ブログ)にも別バージョンがあります。


 11月02日(火)            23:00 自宅出発


 予定が空いたので、急遽5日間の予定で紅葉を求め、中国地方へおさんぽです。

 中国道池田ICより、一番遠い下関を目指しひた走ります。

 宿泊 中国道 勝央PA (ドッグランがあります。)


 11月03日(水)            06:50 起床


 ワンコはまだ夢うつつ、しばらく走っていると、霧が出はじめました。
 
              ムニャ、ムニャ                              霧の高速道路
 

   ●中国道 七塚原SA  9:30
  ドッグランがあるSAで休憩
 
  朝のおさんぽ代わりですが、ワンコは大喜びで走り回ります。(走ったる・・・・・)

 ●下関(山口県)  13:30
  ここまでやって来ましたが、1つ手前で降りるのを忘れ、九州に上陸することになってしまいました。
  それでは、帰りは関門トンネルで本州へと進むと、あれ通行止め・・・、(Uターンしてまた高速へ)
  結局、関門橋を往復してしまいました。
 
         関門海峡                    関門橋1                   関門橋2

  でも、お天気も良く、SAから関門海峡のきれいな景色が見えたので良しとしましょう。
 

 ●壇之浦砲台(壇ノ浦古戦場)
 文久3年(1863)5月から6月にかけて、長州藩は関門海峡を通る外国船を砲撃(攘夷戦)。
 しかし、翌年8月、アメリカ、イギリス、フランス、オランダの四国連合艦隊17隻が報復のため下関に来ます。
 海峡の最もせまい所に築かれたこの壇之浦砲台は、連合艦隊に大敗し、すべての砲台が占領・破壊されます。
 
 長州砲(80斤加農砲=カノンホウ)のレプリカがズラリと並んでいました。
 

 ●火の山公園
 瀬戸内海国立公園の一部にあり、関門海峡を挟んで下関市街地と福岡県北九州市門司港を一望にできる場所です。
 
       頂上展望台          戦艦大和の砲弾           砲台跡          駐車場から頂上の道

 下関から山口の日本海側に向けて走ると、途中に通行料無料のドライブウェイがあり、釣られて見学することにしました。

 上の駐車場から150mほど登ると頂上展望台があり、関門海峡を見下ろす景色は一見の価値があります。

 戦艦大和の砲弾もあり、良く見ると装甲弾で火薬による爆発破壊ではなく、船の装甲を突き破るような重量級の鉄の塊です。
    全長 1.95m
    重量 1740Kg
    最大射程 42,000m
 

 ●角島大橋  16:00
  全長1780mの角島大橋は白い砂浜と海士ヶ瀬戸をまたぎ、西長門海岸地域随一の景勝地となっています。
  これまで、離島に架かる通行無料の橋としては日本最長でしたが、現在では2番目の長さとなりました。
 
  ・橋の長さ 1,780m
  ・橋脚  28基
  ・幅員  6.5m
  ・拡幅部  11.0m
  ・車線数 2車線
  ・航路高 18m
  ・航路幅 70m
  起工    平成5年9月6日
  開通    平成12年11月3日
 

 
 アップダウンとカーブの曲線が綺麗で、周辺の風景と調和しているように感じます。
 海岸や途中の島も綺麗で、日本の風景らしからぬ所でした。
 

 ●千畳敷  16:50
  標高333mの高台に広がる大草原からは、眼下に日本海を望み、春には若草、秋にはススキが風にそよぐ四季折々の
  風景が見られます。
 
 名前から海岸かなと思いこんでいたら、坂道を登ると広大な大草原が開けました。
 

 ●竜宮の潮吹
  玄武岩が露出する変化に富んだ地形をもつ一帯で、洞窟に大波が打ち寄せ、海水が穴から吹き上がるそうです。
  それが天に昇る竜のように見えるのでこの名がついた天然記念物。
 
 残念ながら、波が小さく観光案内のような光景を見ることは出来ませんでしたが、手前の防波堤の波のような感じで奥の
 岩場に波が当たるようです。

 温泉  湯免温泉 うさぎの湯  19:00

 宿泊  道の駅 萩シーマート  21:30
 


 11月04日(木)        6:30


 ●秋吉台
  秋吉台国定公園は山口県の美祢市にある自然公園で旧美祢郡の秋芳町と美東町にまたがる日本最大のカルスト
  台地です。その地下には日本最大の鍾乳洞の秋芳洞など、多くの鍾乳洞があります。
 
 今回が8回目位の訪問ですが、岩と草原の組み合わせが独特の風景となっています。
 初夏は緑の草原、秋は紅葉が綺麗です。

 
 しばらく走ると、霜柱が...、昨夜は寒くてワンコが「こたつ」代わりでした。(放射冷却でしょうか)

 
 川面も湖面も寒暖差が大きく湯気が出ています。
 

 ●長門峡(ちょうもんきょう)  8:30
  県立自然公園 長門峡は、阿武川ダム、長門峡、佐々並川ダムなどをつなぐ公園のことで、特に長門峡は、絶景のため、
  山口県を代表する観光地になっています。
 
 川沿いに上流に向かって遊歩道があるのですが、距離が少し長いので、今回、さんぽはやめました。
 もう少し暖かくなったら再チャレンジです。
 

 ●松陰神社  9:30
 吉田松陰を祭神とする神社で、松陰の実家杉家の邸宅内に土蔵造りの小祠を建て、その中に祭神生前愛用の赤間硯を
 御霊代として祀ったのを始まりです。
 
 
 
  境内には有名な松下村塾、松陰ゆかりの史跡や展示館などが点在。吉田松陰幽囚ノ旧宅もあり、見どころ満載です。
  ワンコと一緒に無事に旅が続くようお参りしました。
 

 ●津和野  12:00
  明治維新前には津和野藩亀井氏の城下町であり、山間の小さな盆地に広がる町並みは、「小京都」の代表格として
  知られています。
 
 
 
 いつ来ても此処の鯉は恐ろしく太っており不気味な感じがします。人々に愛されて餌をたくさん貰うからでしょうね。
 今年は、秋が短く直ぐ冬のようですが、時期的には紅葉も見れ、ワンコも寒いので元気です。(夏には来れません)
 SL山口号にも一度乗ってみたいものです。(1日1便)
 

 ●岩国 錦帯橋(きんたいきょう)  15:00
  錦帯橋は、山口県岩国市の錦川に架橋された木造のアーチ橋で、日本三名橋や日本三大奇橋に数えられており、
  名勝に指定されています。
 
 河原の駐車場でしたので、水遊びのサービス。ワンコは元気に遊びます。
 川の中央で鮎釣りをされており、見ていると良く釣れていました。
 

 ●安芸の宮島
 昔から、「神の島」として崇められており、 瀬戸内海に浮かぶ島には、厳島神社の雅やかな社殿や朱塗りの大鳥居が紺青
 の海と島の自然に見事に調和しています。

 連絡船桟橋近くまでは行ったのですが、車を止める場所が見つからず退散しました。
 

 ●大和ミュージアム
  館内には、10分の1戦艦「大和」が展示され、大型資料展示室の零式艦上戦闘機や人間魚雷「回天」、特殊潜航艇
  「海龍」などすべて本物が展示されています。
 
 入館時間も過ぎており、訪問は2回目なので陸に上がった潜水艦の横で記念撮影。
 館内の様子は、以前訪問した記事をどうぞ
     やまとミュージアム

 今度は日本海を目指し、北上します。(縦断)

 宿泊  道の駅 瑞穂


11月05日(金)          7:30 


 ●石見銀山ビジターセンター
 石見銀山遺跡の全体像を分かりやすく紹介する総合案内施設です。
 3棟の建物外観は地元産の石州瓦で屋根を葺いた木造風ので、正面のガイダンス棟は大森代官所跡の表門・門長屋を
 モチーフとしているそうです。
 
 此処からバスに乗り換えて観光となるのですが、朝も早いので車で行ける所まで車で走ります。
 

 ●石見銀山公園
 石見銀山遺跡の公開を目的に、休憩所、駐車場、遊歩道などを整えられており、周辺観光の拠点です。
 
 混んでいると駐車できない所ですが、平日で朝が早いので空いています。
 すぐそばに羅漢寺があり3つの反り橋で繋ぐ、五百羅漢石窟が並んでおり、歴史の長さを知ることが出来ます。

 ここから遊歩道を歩いて「間歩」と呼ばれる(坑道)跡に行くのですが、車で山間部に向かってみました。
 やはり「観光車両はご遠慮下さい」の看板があり、途中までしか行けず歩くしかないようです。
   

 ●出雲大社  8:00
  神々の国、出雲。この地の象徴であるかのようにそそりたつ出雲大社は、数千年もの歴史を持ちます。
 
 
 「平成の御遷宮」で大國主大神様を仮のお住まいの御仮殿(現拝殿)に移され、平成25年5月にはもとの御本殿に戻されます。

 以前、(数十年前)お正月に来た時、参道を歩いていると、通りの民家がトイレを自由にお使い下さいとなっており驚いた事が
 あります。 それ以来、よく訪れていますが、街中も空き缶やゴミが無く、綺麗にしてあり、好きになりました。
 

 ●駐車場前のお蕎麦屋さん
 
 3回目になるでしょうか、我が家の行きつけになりそうです。昼食には量が少ないにですが朝食にはぴったりです。
 お蕎麦が2皿、白玉入りのぜんざい、おみくじ、ご縁が付きます。
 

 ●旧大社駅
 明治45年6月開業(出雲市〜大社間)して以来、平成2年の廃駅まで出雲大社の表玄関口として親しまれてきた駅舎です。
 大正13年に改築。全国でも珍しい神社様式を取り入れた格調ある純日本風の木造建築で、平成16年には国の重要文化財
 に指定されました。
 
 
      乗ってみたい              乗るよ             乗ったぞ--            出発進行

 以前、偶然見つけたスポットです。昔の駅舎が綺麗に保存されており、蒸気機関車D51もあります。
 そんな歳ではありませんが、何か懐かしい感じがする駅舎です。
 

 ●島根ワイナリー  10:00
 島根ワイナリーは、1959年(昭和34年)の醸造開始以来、島根ぶどうの生産振興の一翼を担い、島根にしか出来ない味を
 コンセプトに、個性豊かなワイン造りに取り組んでいます。
 
 島根に訪れた時の定番スポットです。ワインや葡萄ジュース(私)の試飲があったりお土産ものがたくさんあります。
 昼食には、上質な島根和牛も楽しめるバーベキューハウス(シャトー弥山)がお勧めです。

 訪れた日は陶器市も開催されており、どんぶり鉢を購入。
 

 ●境港 水木しげる(鬼太郎)ロード  13:50
 境港駅から本町アーケードまでの全長約800メートルの間に、水木の代表作『ゲゲゲの鬼太郎』のキャラクターを中心として
 日本各地の妖怪たちをモチーフとした銅像が139体設置されています。
 
 
 
 
 昔、デジカメで撮った写真がHDD不良で無くなった為、妖怪採集してきました。
 妖怪も増えており、以前より高画質で写真採集することが出来ました。
 

 ●夢みなとタワー
 1997年夏に開催された、夢みなと博覧会の跡地にリフレッシュオープンした「夢みなと公園」があります。
 その、夢みなと公園内にある「夢みなとタワー」は高さ43m。その最上階の展望室は、日本海、国立公園大山、島根半島
 境水道大橋、境港市街、弓ヶ浜、中海、米子市街、皆生温泉これだけが一望できます。
 
                タワー入口                             みなとまち商店街

 みなとまち商店街は大正・昭和初期の懐かしい港町を再現したレトロな物産観光センターで「鬼太郎グッズ」や「懐かしの
 駄菓子屋さん」などもあります。
 売り場は鬼太郎空港が出来たせいか、一部が事務所として使われ規模が小さくなっていました。(少し残念)

 ここからは瀬戸内海を目指し南下(縦断)します。
 

 ●大山まきば みるくの里
 白バラブランドの商品でおなじみ大山乳業直営の施設で、自慢のミルクを使ったフードメニュー、お土産品があります。
 
 
 美味しいソフトをおすそ分け、紙コップに入れてさあどうぞ。長い舌は便利です。
 残念ながらケーキは売り切れでした。
 

 温泉 ゆうあいパル
 
 入浴料がリーズナブルで露天風呂もあり、良い温泉でした。

 宿泊 道の駅 みやま公園
 
 ここは、広島のドッグランのオフ会で来た時も利用しました。公園内にはドッグランもあり大きな公園です。
 


 11月06日(土)          6:00 


 ●倉敷 アイビースクエア 美観地区  7:45
 江戸幕府の代官所跡に明治22年(1889年)に建設された倉敷紡績創業の旧工場で、昭和48年(1973年)に改修され、
 観光施設として再生されました。
 
 
 
 
 
 アイビースクエアはお散歩禁止ですので、駐車場から陸橋を渡り、石畳の通路を通り抜け美観地区へ。
 タイムマシンで過去に戻ったような所です。狭いエリアですが見事に保存されており驚きです。
 この日のイベントでしょうか、月光仮面にも会えました。
 

 ●後楽園  9:50
 岡山藩主・池田綱政が岡山郡代官・津田永忠に命じて造らせたもので、1687年に着工し14年の歳月をかけ1700年に完成。
 岡山市内を流れる旭川をはさみ、岡山城の対岸の中州に位置し、藩主が賓客をもてなした建物・延養亭を中心とした池泉
 回遊式の庭園で岡山城や周辺の山を借景としています。

 江戸時代には延養亭を茶屋屋敷、庭園を後園または御後園と呼んでいましたが1871年、園内を一般開放するにあたり、
 後楽園と改められました。
 
  河原の駐車場から坂を上がり、川に沿って後楽園入口へ
  残念ながらワンコは入口までで中には入れませんので、入口で記念撮影。

 
 
 
 

 広大なお庭には能舞台(鶴鳴館)、唯心山、地蔵堂、茂松庵、大立石、栄唱橋、延養亭があります。
 お抹茶やコーヒーもいただけます。

 ワンコ達は三大庭園、岡山の「後楽園」茨城の「偕楽園」と制覇、後は石川の「兼六園」ですが、兼六園はシャトルバス利用の
 ため容易ではありません。 (夜討朝駆けでいこうかなぁ)

 此処からは、日本海へ向けて方向転換
 

 ●"たまごかけごはん″の店「食堂かめっち。」  13:00
 美咲町出身で、明治時代を代表するジャーナリスト岸田吟香が「たまごかけごはん」を愛好し、日本に広めた説があることと
 町内に西日本最大級の養鶏場 があることからたまご≠ナの町おこしがスタート。
 
          全景              店舗入口         しそ、のり、ねぎタレ      たまごかけごはんセット

 お昼時で待ち時間は1時間ほどありましたが、300円とリーズナブルな価格で繁盛していました。
 お代わり自由で2杯も食べてしまいましたが、2杯目にどんぶりが大きくなるのは何故でしょう?
 

 ●白兎海岸
 神話「因幡の白兎」の舞台となったのがここ白兎海岸です。国道沿いには童謡「大黒さま」の歌碑もあり、近くには「因幡の白
 うさぎ」を祭った白兎神社があります。
 
 白うさぎが出てきそうなきれいな海岸です。
 

 ●鳥取砂丘
 鳥取県鳥取市の日本海海岸に広がる広大な砂礫地で、代表的な海岸砂丘です。
 日本三大砂丘の1つであり、山陰海岸国立公園の特別保護地区に指定されており、南北2.4km、東西16kmに広がる日本
 最大の観光砂丘。1955年に国の天然記念物に指定され、2007年には日本の地質百選に選定されました。
 
  夕方でしたので綺麗な夕陽を見る事が出来ました。

  ここから、三木市に向けて南下(縦断)します。

  宿泊 三木金物市駐車場
   


 11月07日(金)           7:30


 ●三木金物市
 三木金物まつりは例年、県内外から約18万人の人出で賑わう、三木市の一大イベントです。
 
 メイン会場のふれあい広場では、金物びっくり市をはじめ、金物古式鍛錬の実演、農業祭を開催されています。
 勤労者体育センターでは、地元金物製品を一堂に集めた三木金物展示・直売会、刃物修理市があります。

 毎年、来ますが本来の金物の店舗が段々少なくなってきている様で残念です。
 

 11:00 無事帰宅
 家を出てから2064Kmのおさんぽも終わりました。
 


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