北陸へ

 雪が降る前に涼しい北陸へ行ってきました。
   ● シベリアンハスキー 「めい」ちゃんのおさんぽ avec 「まい」 (ブログ)にも別バージョンがあります。


9月21日(火)  12:40 自宅出発


 出発が平日の為、無料になった舞鶴若狭自動車道を利用して日本海へ向かいます。(三田西〜小浜西)

・西紀SAドッグラン 13:55

 まずは舞鶴若狭自動車道の西紀SAにあるドッグランで休憩。2頭とも大喜びで走り回っています。

・三方五湖 常神岬

 以前、三方五湖巡りの観光船に乗りましたが各湖を巡るクルーズはお勧めです。
 (今回は、2頭のワンコを車中に残すのは心配ですので為乗れません。)


 この湖も外来魚の被害があり、釣った魚をリリースしないで持ち込めば買ってくれるそうです。
 何組かの釣り客が居ましたが釣果はいいみたいでした。

 ここからは日本海側を輪島朝市に間に合うよう、石川県目指し北上していきます。

 宿泊: 道の駅 輪島 


9月22日(水) 雨 


・道の駅 輪島

 生憎の雨です。今回は雨が多くワンコの散歩や観光にひと苦労します。
 緩急のある雨でしたのですきを見て外に出ます。

・輪島朝市
 ここの朝市は物々交換から始まり、一千年以上も前から続いているそうです。
 朝市の露店の場所は親から子へ、子から孫へと何代も引き継がれています。

 平日の雨にも拘わらず、朝市のお店がたくさん出ています。
 漆器の汁椀を購入、味には変わりないのですが・・・・

・千枚田
 千枚田は国道249号線沿い、輪島と曽々木の中間に位置し、田の枚数は国指定部分で1,004枚もあります。

 大変に手間がかかるため、減少していく各地の千枚田ですが、残してほしい風景です。

・南惣美術館
 能登半島輪島に陸と海で栄えた天領庄屋南惣家の美術収蔵品を往時をしのばせる米蔵で展示。
 千利休・松尾芭蕉・俵屋宗達・狩野探幽・雪舟・円山応挙・初代柿右衛門など著名作家の作品を250点展示しています。
 開館  8:30〜17:30   料金 大人(高校生以上) 700円

 ここの猫ちゃんは観光バスが来ると出迎えに来ます。
 開運!なんでも鑑定団の 中島 誠之助さんも良く来られるとの事。

・時国家
 壇ノ浦の合戦後、平家の武将平時忠(たいらのときただ)は能登(珠洲)に流されることになった。
 その後この地に移り時国家の祖、平時国が生まれたとされる。

 上時国家、下時国家があり、時国家12代藤左衛門時保の時、次男の千松が分家して下時国家を名乗った。
 上・下時国家はそれぞれ庭園を持っており、それぞれ国指定の名勝に指定されています。

・曽々木海岸
 海と岩がおりなす自然美と豪快な断崖風景で知られる海岸です。
 断崖は硬い流紋岩が海蝕によって複雑な模様や奇岩が海岸を彩る。

 残念ながら、雨でどんよりとしていますが夏は観光客も多かったんでしょうね。

・禄剛崎 狼煙
 現在の珠洲という地名は「すすみ」(古訓で、のろしのこと)にちなむともいわれています。
 狼煙町、狼煙港、狼煙海岸などの地名が残っています。

 灯台までは距離があり、天気も悪いのでやめました。(4回目ですし)

・見附島 (軍艦島)
 弘法大師が布教のために、佐渡から能登へと渡る際に発見したといわれています。
 最初に「目についた島」というのが名前の由来し、先端部分が突き出たその姿から軍艦島とも呼ばれている。

 学生時代に来た頃はここでテントを張りましたが、今はきれいに整備されたキャンプ場があります。

・恋路海岸
 名前から、カップルで訪れる人が多く、ハート型のモニュメントに鐘があり、二人で鳴らすと恋が成就するそうです。
 また見附島から恋路海岸までの3.5kmの海岸線は、「えんむすビーチ」と言われています。

 何度か訪れていますが、恋路駅がありました。移動は車ばかりですので知らなかった。

・縄文真脇温泉
 真脇遺跡公園の高台にあり、超音波風呂や洞窟風呂、庭園にはサウナ、露天風呂など15の浴槽があります。

 木製の浴槽で、露天ぶろもありリフレッシュ出来ました。少し湯船が浅いのが難点かな。

・ボラ待ちやぐら
 ボラの習性を利用した独特の漁法でやぐらの上で仕掛けた網の番をします。

 こんなに綺麗な海のボラなら美味しいかも...

 宿泊 : 道の駅 なかじまロマン峠
 


9月23日(木)  雨 7:00起床


・能登島

        能登島大橋               能登島水族館

 学生時代はフェリーで渡ったのですが橋が出来て便利になりました。水族館、ガラス館があります。
 キャンプ場もあり一度子供連れで利用しましたが、場内も広く海そばで楽しめました。
 

・能登食祭市場

 日本海で水揚げされた魚介類を販売。能登グルメ館 - シーフードレストランがあります。
 

・千里浜なぎさドライブウェイ
 石川県羽咋郡宝達志水町今浜から同県羽咋市千里浜町に至る延長約8kmの観光道路です。
 日本で唯一、一般の自動車やバスでも、砂浜の波打ち際を走ることができる道路として、有名です。

 珍しく水鳥の群れがいました。シーズンオフかと思いきや浜茶屋さんも一部営業。
 若者は波をかぶりながら走行していましたが、スタックの危険と車の錆を考えるととても...

 石川県もここまで、これからは富山に向けて走ります。
 

・道の駅 カモンパーク新湊
 大好評の白エビバーガー
 私はあまり好きではないのと行列に驚き買いませんでした。

 

・海王丸パーク
 船好きの私としては外せません。3度目の訪問です。
 帆船模型も豊富で楽しめます。

 進水年月日/ 昭和5年2月14日
  船    種/ 4本マストバーク型帆船
  総 ト ン 数/ 2,238.40トン
  定    員/ 168名
  全    長/ 97.05 m
  型    幅/ 12.95 m
  メインマスト/ 46m(海面からの高さ)
  総 帆 数/ 29枚
    ・面積2,050u
    ・約1,245畳分
 

・ドッグラン(富山)絵草
 ご利用料金 時間制限無し、一日何回でもご利用可能。
 一家族様ごとの単位ですので、何頭でも料金は同じです。
 ビジター利用料500円 第1ドッグランのみ利用可能。

 雨の為、ワンコのストレスも最高に達しました。
 つかの間の晴れ間にドッグランで運動です。当然他のお客さんもいないので会員専用の広いランで走らせて頂きました。
 

・道の駅 ほたるいかミュージアム
 3月20日〜5月31日まではホタルイカのシーズン期間で、ライブシアターや深海不思議の泉などに本物のホタルイカが放流
 されます。


 ハイシーズンには近くの岸でほたるいかが網ですくえるとか、一度やってみたいものです。
 裏手の海岸からは蜃気楼はだめですが、きれいな雲が見えました。
 

・海の駅 蜃気楼
 富山湾の埋立地にあるみなとアオシスの1つですが、国土交通省の船舶係留施設である海の駅とは異なります。

 すでに営業時間は過ぎていましたが、お散歩もできる夕陽のきれいな所です。
 

・黒部水公園
 昭和60年に「全国名水百選」に選ばれ、それを記念して昭和63年、この地に名水公園が作られました。
 水飲み場を作って、おいしい水を飲めるようにしてあります。

 日暮れ頃の為、人気もなくて良く分からないため水汲みは断念。
 

 夕食はタラ汁、私はうどんにしましたが、美味しかったそうです。
 

 宿泊:道の駅 うみてらす名立

 きれいな夕陽を見ることが出来ました。


9月24日(金) 6:00起床


・新潟 鯖石川改修記念公園「動物広場」
 鯖石川の改修により、旧河川と新河川の中洲にできた公園です。
 広々とした芝生広場や多目的広場、犬などを放して遊ばせるドッグラン(無料)広場もあります。

 ルンルンでドッグランに、でも雨上がりで水たまりが多く、せっかくの広いドッグランも断念。
 反対側の芝生広場でお散歩が出来ました。
 ワンコ禁止の芝生が多い中で、この広さ、無料というのはありがたいものです。


     場内案内                      大きなドッグラン                   芝生広場
 

・日本海夕日ラインのオアシス 道の駅 越後出雲崎天領の里
 良寛さんの生まれた町、芭蕉が「荒海や…」の句を詠んだ町、そしてわが国石油産業発祥の地としても知られています。

 山頭火の歌碑がありました。
 

・良寛記念館
 良寛記念館は、良寛生誕200年を記念して広く浄財を求め昭和40年に完成したものです。
 館内には良寛の遺墨、遺品、文献等が数多く展示されています。

 静かなたたずまいの家屋です。こんな家もいいなぁ
 

・良寛堂
 良寛堂は良寛の生家橘屋の屋敷跡(当時は現在の境内の2倍はあったという)に良寛の遺徳を顕彰し良寛を偲ぶために、
 郷土史家佐藤耐雪が発案し、安田靫彦画伯が設計、大正11年(1922)9月に竣功しました。

 海辺に建てられた、静かな御堂でした。
 

・芭蕉園
 1689年(元禄2)7月、俳人松尾芭蕉が奥の細道行脚の途中、この地に立ち寄り、「荒海や佐渡によこたふ天河」の句を残
 した芭蕉筆の銀河の序を刻んだ句碑があります。

 俳句の投稿も可能ですので、嗜む方はお持ちになれば..
 

・寺泊 魚のアメ横

 まずはお土産、クール宅急便で大阪へ
 

・順動丸シャフト特設展示場

 坂本龍馬や勝海舟も乗った順動丸のシャフトガ展示されていました。

 ■順動丸■
 ・名称:順動丸(英国名:ジンギー号) ・種類:輸送船(蒸気外輪船) ・材質:鉄
 ・大きさ:長さ約77m、幅8.6m、高さ約5.1m
 ・排水量:405トン ・馬力:360馬力 ・造船地:イギリス
 ・造船年:文久元年(1861) ・受取年:文久2年(1862)
 ・受取地:横浜 ・価額:15万ドルで幕府が購入

 ■順動丸の最期■
 順動丸は、幕末の文久2(1852)年に徳川幕府がイギリスから15万ドルで購入した当時の最新鋭蒸気外輪船。
 当時活躍した勝海舟・坂本龍馬・徳川家茂なども乗船した。
 戊辰戦争下には、大量の武器や兵士を運び活躍したが、慶応4(1868)年、函館・新潟を経由し寺泊沖で停泊中のところ
出雲崎方面から現れた新政府軍の2船の軍艦の急襲を受ける。

 多くの命中弾を受け、逃げ場を失った順動丸は拿捕を避け、浅瀬に乗り上げた後、自爆した。
 公開するシャフトは、爆発により四散したものを、後日、海底から引き揚げられたものである。

 鉄製で錆だらけですが良く残っていたものです。

・久須美酒造
 幻の酒米「亀の尾」を使った幻の酒、香り高い純米大吟醸酒『亀の翁』。
 この米作り・酒造り物語が、漫画「夏子の酒」のモチーフとなります。
 近くに来たので寄ってみました。

 さすがに、工場見学、試飲、販売などはありませんが、写真、パンフレットを頂きました。
 近くの酒屋ならとは話で酒屋にも寄りましたが当然ありません。でも1本希少なお酒が購入出来ました。
 

・道の駅 わしま 13:00
 芝生広場でおさんぽと昼食

 

・道の駅 ふるさと村 14:10 休憩

 

・新潟県立鳥野潟公園

 おさんぽタイムです。

 ここからは高速無料区間を利用して新潟中央IC〜中条ICまでワープします。
 

・越後村上 イヨボヤ会館[サーモンパーク]
 村上では鮭をイヨボヤとよび、サーモンパークの中心施設。村上と鮭の歴史から漁法、鮭料理など、独特の鮭文化を紹介

 残念ながら到着時には閉館(16:30)していました。
 サケ釣りをした時、釣った魚のお腹を開くと、イクラが99%、内臓は1%位でした。
 卵を産んだら死ぬわけですから、さもありなんですが、凄まじさを感じます。
 

・笹川流れ
 国の名勝天然記念物(県立自然公園)に指定されており、見事な景観を誇る

 夕陽がとても幻想的できれいです。
 

 宿泊:豊栄サービスエリア

 芝生広場もある静かなSAでした。
 


9月25日(土)  5:30起床


・弥彦神社
 古くから「おやひこさま」と呼ばれ、多くの人から広く親しまれてきました。
 日本最古の万葉集には、弥彦神社を詠んだものが二首歌われています。
「伊夜比古おのれ神さび 青雲のたなびく日すら 小雨そぼ降る」
「伊夜比古 神の麓に今日らもか 鹿の伏すらむ皮衣きて 角つきながら」

 お参りの後、当然、名物も食べます。(ところてん)

・弥彦山頂
 車で行けるとのことで登ってみました。

 ケーブルカーの山頂駅付近に着きますが、距離と坂道を考えるとワンコ無しならケーブルが便利
 

・道の駅 国上

 休憩、おさんぽ
 

・秘境 奥只見
 全長22.6kmのうち18.1kmをトンネルが占め、計19本のトンネルがあります。
 この道のトンネルは普通のトンネルと違って、素堀の部分と湧水が随所にあり、さらに交差点がトンネル内にあります。


 走れども走れどもトンネル、いつまで続くのか不安になります。
 行程22kmの内、18kmがトンネルという未経験ドライブとなりました  

・尾瀬 夏の思い出の詩
 看板を見つけてしまい行くことに、とんでもないドライブの始まりです。

 水平に白く山肌が見えている下が道路です。くねくねの細い道が延々続きます。
 引き返すのも大変なので根性で抜けます。
 着いたと思ったら、ここから徒歩で...気温は8.1℃、装備がないと恐いので、苦労して来ましたがギブアップ
 

・ミニ尾瀬公園

 帰り道にあったミニ尾瀬公園で休憩

 ここから会津に抜け、再び新潟へ
 

 宿泊:道の駅 うみてらす名立

 合計2泊させて頂きました。
 


9月26日(日) 晴れ 7:10起床


・生地駅 とやまの名水 清水の里  北陸本線生地駅前にある水飲み場.地下60mの深層地下水。

 駅前にある湧水、きれいな水ですが汲みにくいので、今回はワンコにサービス
 

・高瀬ゆう水の庭 湧水の郷入善
 少し戻って水確保

 富山は湧水が豊富で、富山在住の知り合いの家では水道代はタダ、美味しい水が無料とは羨ましい限りです。
 

・宇奈月 黒部駅
 黒部峡谷鉄道は宇奈月−欅平間20.1qの鉄道で全線電化の単線、軌間762oで途中、柳橋、森石、黒薙、笹平、出平、
 猫又、鐘釣、小屋平の駅があるが一般観光客が乗降できるのは黒薙と鐘釣のみです。

                    駅前風景                                     トロッコ


       足湯                             かわいい電気自動車

 温泉街の公園横に足湯もあり、街中には小型の可愛い電気自動車も見つけました。

 トロッコ電車には何度か乗りましたが山間部を抜け、橋を通過する際はスリル満点です。
 

・宇奈月麦酒館
 バイキングで昼食

 以前の訪問では時間が早かったり、遅かったりで、3度目でやっと利用出来ました。
 裏の日陰の駐車位置を見つけワンコも安心でした。芝生広場もありお散歩も出来ます。
 

・立山駅
 黒部アルペンルート富山側の出発点であり、長野側からの終着点です。
 ここから先マイカーの乗り入れはできません。
 ロッジ風の建物の1階は富山地方鉄道立山駅、2階はケーブルカー駅となっており、駅構内にはレストランや売店があります。

 駐車場横の川で水遊び、当然ですがきれいな水が流れていました。


 ワンコはここから先には行けません。

・称名滝
 称名滝は、350 mという日本一の落差を誇る四段構成の滝である。国指定の名勝および天然記念物であり、日本の滝百選に選定されています。

 立山から車で行ける所まで行ってみようと、でも滝までは少し距離があるので駐車場から観光です。

・道の駅 五箇山
 手すき和紙のお土産が買えます。

・相倉合掌集落
 合掌造りの建物が新旧民家と寺、道場、合掌小屋を合わせて24棟あり、そのうち人が住んでいる民家は11棟で、旧民家
 の空家が10棟あります。


 白川郷よりも静かな自然の家並みが、日本の原風景を感じさせます。
 

・菅沼合掌集落
 富山県南砺市菅沼にある合掌造り集落で、現存する合掌造り家屋は9棟あります。

 相倉よりは規模が小さいですが上品さを感じさせる集落でした。
 

 白川郷を抜け郡上八幡へ  

・道の駅 やまと
 休憩

 東海北陸自動車道 岐阜大和ICから高速で自宅へ
 関SAのドッグランで休憩


9月27日(月)


 途中、仮眠をとりながら、AM3:00に自宅到着

 走行距離 2600Km
 


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