中国地方へ 2015.07.24
● シベリアンハスキー 「めい」ちゃんのおさんぽ avec 「まい」 (ブログ)にも別バージョンがあります。
●圓流院(円流院)
大山寺が三千石の寺領を有し四十二支院を統括していた江戸時代に創建され、阿弥陀堂を中心にした西明院谷院の中にあります。
明治の廃仏毀釈により大山寺号廃絶、のちに復興を許された現在の大山寺支院の10ヶ院のひとつになりますが、信徒寺であり檀家
は一軒もありません。
今回新しい試みとして提案されたのが「妖怪」との融合。
院内の天井にゲゲゲの鬼太郎の作者としても有名な水木しげる先生作の妖怪天井画が108枚、所狭しと飾られています。
なぜ大山で妖怪の絵画?との疑問の声も寄せられていますが、実はこの圓流院(円流院)の院主が、法務の間に書画の研究にも努
め、様々な作品を残した絵師としても有名で、ならばお寺と絵画、そして霊峰大山の不思議なパワーを融合させ、もっと身近に大山の
本質を感じてもらいたいとの思いからこの取り組みを実施するに至っています。
ワンコは入れませんので表でお留守番、木陰もあり早い時間なので涼しくてよかった。
見事な天井画で数も多く枚づつ撮るつもりでしたが、上向きでの撮影はつらいので6枚づつ収めたつもりです。
「ぬりかべ」は最初どうして紙が張ってあるのかなぁ..(修復中?)と思っていましたが良く見ると小さな目が... あっ「ぬりかべ」かぁ
けっこう知らない妖怪もいて楽しめました。
一眼レフで撮りましたので時間を見つけて目録でもつくろうかなぁ....
座布団がありますがこれを枕にして寝ながら天井画をお楽しみくださいとの事でした。
普通は大山寺から徒歩で来る感じですがワンコ連れなので車で移動しました。道路からの導入路が分かりにくく、夜なら見落としそうな
道ですが、20mほど進めば大きな駐車場があります。
観光客は我家のみでしたので、向学の為に以前から気になっていた事を院主様に聞いてみました。
「仏様の写真を撮るのは罰当たりなんでしょうか?」
すると
「基本的には問題ありませんが、お寺により仏様の著作権を持たれている場合は駄目なようです。仏様の写真を撮り自宅で拝んでいる
方もいますので是非写真を撮って自宅で拝んでみてください。」
(罰当たりでは無いとのことでした。)
●大山寺 阿弥陀堂
平安初期に創建、藤原期に建立され、亨禄2年(1529年)に山津波で倒壊し、その後天文21年(1552年)、現在の場所に再建されたといわ
れる室町末期の建造物で、本尊は、仏師・良円の作といわれる丈六(2.79メートル)の阿弥陀如来です。
その両脇には、観音と勢至の両菩薩も安置。建物、仏像とも国の重要文化財に指定されています。
※現在は毎月18日に一般に開帳されています。
丁度、今日は開帳日で、私は上りの山道を見て止めましたが、折角だからと奥さんが出かけました。見事な阿弥陀様です。
●大山まきば ミルクの里
大山山麓の一角、ホルスタイン(乳牛)が牧草をついばむのどかな風景に彩られた「大山放牧場」。標高600mからの日本海、また大山
の勇姿を見渡すこともできる“ふれあい牧場”として、観光客に人気があります。
そんな放牧場内にあるのが、ここ「大山まきばみるくの里で、。牛舎での乳搾りをはじめ、みるく工房での乳製品作りなど、様々な酪農
体験が可能で、併設するレストランには、新鮮なミルクたっぷりのフードメニューも充実するという高原のレジャー施設となっています。
ワンコにもお裾分け、とっても喜んで食べてしまいました。満足そうな「まい」です。
ここで大山観光を終了して、ここからは松江に向かいます。
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